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2011年04月07日

「知的複眼思考法」書評

書評というものはあまり書き慣れないのだが・・・

「知的複眼思考法」苅谷剛彦

「〇〇について、あなたはどのように考えますか?」といった問いに関して、自分なりの意見がなかったり、他の人がいろいろと意見を出していて自分を卑下してしまったり、そんな経験はないだろうか。私は少なからず、たくさんある。
 
 本書「知的複眼思考法」では、以下のようなことを解決する糸口を見つけ出してくれる本である。
・人の意見を簡単に受け入れてしまわずに、批判的に捉え直すためには、どうしたらいいのか。
・自分なりの考えを、きちんと自分の言葉で表現できるようになるためには、どんな工夫がいるのか。
・論理的に筋道の通った考えを展開するためには、何が必要か。
・どうすれば、「常識」にとらわれない「自分の頭で考える力」を身につけられるか。
(以上の4点はP22より引用)

 こういった、「常識」や「紋切り型」にとらわれず、論理的に物事を考えていく方法を「複眼思考法」と名づけ、その思考法を身につける方法を本書では紹介している。
具体的には、「読書」「作文」「問の立て方」という3面に着目して具体例を交えながら説明している。ページ数は約350ページとあるが、本質は各章同じで、何度も同じことが書いてある。時間のない人は1章だけ読んでも良いかもしれない。

 本書ではいろいろな具体例を交えながら、「複眼思考法」の身につけ方を紹介しているが、やはり当然ながら自分で日常の中で実践しなければ意味のないこと。そこで本書の使い方を自分なりに紹介したいと思う。

@まずひと通り読み、「複眼思考法」の概念をつかむ。
A「複眼思考法」を意識しながらいろんなものを読んだり書いたり思考を繰り返す。
B行き詰まってしまったり、実践方法を忘れかけてきたときにもう一度この本を読み返してみる。

つまりは、思考法の参考書的存在として、手元においておきたい1冊である。

 また、玉石混交の情報が溢れかえる現代において、「情報」との向き合い方を考えさせてくれる本でもあると思う。是非、「情報を読む側」の人も、「情報を発信する側」の人も読んでおきたい1冊でもある。
posted by もーすけ at 03:52| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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